前回は伝説的な投資家、「オマハの賢人」と称えられる「ウォーレン・バフェット」が「ベンジャミン・グレアム」「デビッド・ドッド」らから引き継いだ「ファンダメンタル価値理論」による株式投資を例にとって、中小企業の社長が行う株式投資について私の考えを記載しました。
やはり、中小企業の社長は、株式投資に費やす時間なんか無い!
と、考えてます。(趣味は否定しませんが・・・)
この「バートン・マルキール」著の「ウォール街のランダム・ウォーカー」は、500ページ近い本で、専門用語も多少出てきますので、サッと読める本ではありませんが、
株式投資を始めようとか、これからも継続してやっていこうと思っている方は、是非、この本を読んでからにすることを勧めます。
この本を読んでみると、考え方が変わるかもしれません。
読まないで株式投資をするなんて無謀とまでいえます。
17世紀初めのオランダで起こった「チューリップバブル」の話から始まり、株式投資に対する考え方が、非常によく理解でき、理解すればするほど、株式投資が怖いものだと理解できます。
私たち一般投資家にとって株式投資は、リスクだらけです。
例えば、
①市場参加者は9割以上プロの投資家
②TOBがいつ起こるか分からない
③粉飾決算を始めとする企業不祥事
④ヘッジファンドに支配された世界
と、いった具合。
つまり、言いたいことは、
中小企業の経営者だったら、これだけのリスクをどう考えるか?
そう、他人の会社に投資するより、自分の会社に投資する方が利口では?
2009.8.31 小さな会社の応援団!
松本有史
小さな会社の応援団!松本会計のHP
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