オバマ新大統領の就任式が終わり、ニューヨークの株式市場はご祝儀相場とはならなかった。
スピーチはさすが! センテンスが短く、分かり易い言葉で、間の取り方もうまい、説得力がありました。
ブッシュ元大統領の就任演説での聴衆は30万人、オバマ新大統領の今回は200万人、アメリカだけでなく世界中の期待が感じられます。
演説の内容を聴いていて感じたことは、今回の大不況は、資本主義経済がいまだかつて経験したこともない規模の大恐慌だなと感じました。
世界経済の流れを私たちは変えることはできません。
好景気と不景気は交互にやってきます。間違いなくいえることはサブプライム問題が発生してから、まだ一年数か月しか経っていません。
つまり、
まだ不況に入ったばかりということ。もっといえば、この先、どこまで落ち込むかわからないということです。
大企業の社長に比べると、中小零細企業の社長は危機意識が少ないと言わざるを得ません。
この先、どうなるかわからないけど、最悪のシナリオと、まあまあのシナリオを考えておく必要があります。
自社を守るために、自社の社員を守るために、その家族を守るために、
これから先、どうやって対応すべきか?
小さな会社の社長へ!
船井総研の船井幸雄氏も推薦している朝倉慶氏の「大恐慌入門」が簡単に読めてオススメです。
小さな会社の応援団!
松本有史
PS:演説を聴いていてもう一つ感じたこと。子供達の未来を考えると戦争のない平和な世界を願い、そのために物質的な豊かさより精神的な豊かさにバランスをシフトしていく必要があると感じました。