「採用氷河期」この本が出版されたのは2007年10月。
2009年3月卒業予定の学生の就職活動が始まった時期だった。
(そう、その中から、現在、「内定取り消し」がでている)
うちの会計事務所も、会社説明会に出展したり、求人活動を行っていましたが、知名度もない零細企業にとっては、それはそれは厳しい状況でした。
なんとかヒントを得ようと、本屋で手に取ったのがこの本でした。
ところが、一年もたたないうちに、この状況。
たしかに、一年前には、サブプライム問題も取り上げられていたし、一年後の経済状況が悪化するのは、ある程度予想をしていた。
でも、世界的金融危機とビッグスリーを始めとする製造業危機がダブルで影響し、ここまで深刻な状況になるとは予想がつかなかった。
(一か月前から考えても見通しが甘かったことは反省点としてあげられるが・・・)
それでは、これからどう考えればいいか?
まず、企業の体力によっても考え方は180度違ってくる。
先週参加した船井総研のセミナーでも言っていたが、経済不況は大方の予想として、2~3年続くという予想。
つまり、2~3年後には景気は回復する(して欲しい)。
では、
体力があれば、先行投資!
長い目で見たら、「人口減少時代」 「少子化時代」
今だからこそ、
人材採用!
人材育成!
われわれ中小零細企業にもチャンスがある!
トヨタ自動車が2009年3月期に営業損失見通し!?
大企業とは違う戦略をとろう!
一人でも多くの採用が社会貢献になる!