先日、香港経由で中国の深圳市(しんせんし)東芫市(とんがんし)に経済視察に行ってきました。
ここ3年間、毎年中国には出かけていますが、今回は地元、浜松市から中国に進出している中小企業の工場視察が主な目的でした。
北京オリンピック終了後、はじめて訪れましたが、今後の経済成長を考える上でもいいタイミングだと思っていました。
やはり日本に比べると、まだまだ建設中の建物も多く、経済成長率は一旦、低下するものの、今後も5%~10%は継続していくのかな???とも思いました。さあ、どうなっていくでしょうか?
それより、改めて感じたことは
、「日本はまだまだ経済格差が少ない」ということ。
国税庁のデータによると、年収300万円以下の所得者層が全体の4割近くを占め、更にパート・フリーター・派遣労働者といった年収10万円台の所得者層も増加している。
が、しかし、日本はまだまし!?
中国はそんなもんじゃない!
「ほんの一握りの大金持ち」、「庶民」、「地方出身の出稼ぎ労働者」
強引な区分だが、ザッとこんなもの。
「地方出身の出稼ぎ労働者」は、いくら努力しても、都市でその生活を安定させて定住することは、国の政策上、かなり難しい。
つまり、江戸時代の「水飲み百姓」と同じようなかんじ。
一方、日本で事業を行っている中小企業の社長は、ちゃんと頭を使って、働けば働くほど、収入をアップさせることができる。
そう、中国に比べると環境は恵まれていると思う。
(なんでくいらべなきゃいけないのかっていわれそうだけど・・・)
だから、一生懸命働こう!
売上を上げよう!
利益を出そう!
納税しよう!
自己資本比率を上げよう!
そうすれば、不景気もチャンスと考えらえられるようになる!